家づくり

Data

所在地 :京都府
ショールーム・オフィスのリノベーション

某メーカーの京都ショールーム・オフィスの改修計画です。 5階が受付とショールーム、3階と4階がオフィスの構成になっています。

5階【受付とショールーム】
受付は、京都に根差した支社であるため、和を感じられる竹、岩、石、和紙を取り入れました。半割れ竹を壁から天井までアーチを描き貼り伸ばし、ダイナミックなアプローチ空間を演出しました。
会議室は、ガラススクリーン間仕切壁としてショールームからの透明性を意識し、プライバシー保護は電極式調光フィルムを使用することで閉鎖空間と開放空間へのシーン切り替えを可能としました。会議室内部は可動間仕切り壁を使用し、利用人数により変化可能としました。

また、北・東面ガラスカーテンウォールに「ツタフェイクガラスフィルム」を貼り、サスティナブルなイメージ、外部からの視線カット、内部で緑を感じられる空間を生み出しました。

4階【フリーアドレスオフィス】
カフェスタイルとし、ゆとりある感覚とコミュニケーションを重視した空間としました。
座席は様々なスタイルを設け、シーンに応じた執務を可能とし、中央には変化可能な打合せブースを配置することで(4F図面参照)目的や人数に応じて空間を形成できます。
天井高さは約2.4mと比較的低い空間のためスケルトン天井とし、木製ルーバーを設けて天井を高く見せています。また、家具の高さを1.2m以下に抑え、空間的広がりを確保しています。
基本照明はダウンライトとし、温かみのあるデザインのペンダントライトを使用しています。また、社員のリフレッシュタイム、コミュニケーション活性化を促すためにダーツマシンを設置しました。
ガラスカーテンウォールには、5階と同様にツタフェイクガラスフィルムを使用しています。


3階【固定席オフィス】
既存家具利用による経費削減のため、固定席としました。
従業員の健康、リフレッシュ、コミュニケーションに配慮するため、室内簡易型ウォーキングエリア、リフレッシュエリア、デスク上部にフェイクグリーンプランターアンビエント照明を設けています。
5階と同様にツタフェイクガラスフィルムを貼り、会議室はガラススクリーン間仕切壁、電極式調光フィルムを使用しました。